楽器・バンド録音
横浜のみなとみらいに位置するBerungridスタジオでは、バンドアンサンブルやソロ楽器の特性を最大限に引き出すレコーディング環境を提供しています。ダイナミックなサウンドから繊細なアコースティック楽器まで、エンジニアが最適なマイク配置を設計し、楽曲の核心を捉えます。
楽器録音において最も重要なのは、空間の響きと楽器の個性をどのように捉えるかです。当スタジオのライブルームは120m²の総面積を持つ施設の一部として設計されており、適切な音響処理(acoustic treatment)を施しています。これにより、不要な反射を抑えつつ、楽器本来の豊かな倍音成分をクリアに収録することが可能です。
私たちは単なる「録音場所」の提供ではなく、音楽的なアプローチを重視しています。チーフエンジニアをはじめとする専門スタッフが、アーティストの求める音像に合わせてチューブマイクロフォンやニアフィールドモニターを最適に構成し、後工程のミキシングで最大限に活かせる高品質なソースを作成します。
録音プロセスの4ステップ
事前プランニング
録音前に楽曲の構成、使用楽器、目指すべきサウンドの方向性をヒアリングします。編成に応じたマイク本数と配置案を策定します。
セットアップとリハーサル
楽器の配置とマイクセッティングを行います。リハーサルを通じて、各楽器の音量バランスと位相の整合性を厳密にチェックします。
本録音(トラッキング)
エンジニアがレベル管理を行いながら録音を進行します。アンサンブル録音では、演奏者の呼吸に合わせたタイミングでテイクを重ねます。
データ書き出しと確認
録音したマルチトラックデータを整理し、クライアントに確認いただきます。必要な場合は、その場で簡易的なモニターミックスを作成します。
どのような方に向いているか
当スタジオの楽器・バンド録音は、特に「生の空気感」を大切にしたいアーティストの方に適しています。例えば、インディーロックバンドのアンサンブル録音、ジャズコンボのセッション、あるいはオーケストラ楽器のソロ録音など、空間の響きが楽曲の重要な要素となる場合にその真価を発揮します。
また、宅録では困難な大音量のドラム録音や、複数の楽器を同時に録音してバンドとしてのグルーヴ感を追求したい方にも最適です。最大6名まで同時に収容可能なライブルームを備えているため、メンバー全員が同じ空間で演奏する一体感をそのまま記録に残すことができます。
スタジオでの作業の流れ
セッション当日は、まず楽器の搬入から始まります。エンジニアが各楽器の特性を確認し、最適なマイクを選択します。チューブマイクロフォンを使用することで、デジタル録音特有の硬さを取り除き、温かみのあるアナログライクな質感を付加することが可能です。
録音中はコントロールルームとライブルームの間で密接にコミュニケーションを取り、納得がいくまでテイクを繰り返します。エンジニアは単にボタンを押すだけでなく、音色の変化やダイナミクスの推移を常に監視し、最高のパフォーマンスを記録するためのサポートを行います。
クライアントにご準備いただくこと
スムーズな進行のため、以下の準備をお願いしております。まず、録音したい楽曲のデモ音源や構成表(譜面)をご用意ください。これにより、エンジニアが事前にマイク配置のシミュレーションを行うことができます。
また、楽器のメンテナンス(弦の交換やリードの準備など)は事前に完了させてください。スタジオ時間内での調整時間を最小限に抑えることで、より多くのテイクを録ることができ、結果として作品のクオリティ向上につながります。
納品物と成果物について
録音終了後、クライアントには以下の形式でデータを提供いたします。基本的にはWAV形式の高解像度ファイル(48kHz/24bit以上)での納品となります。
- 各楽器ごとの個別トラック(マルチトラックデータ)
- 各パートのまとめファイル(ステムデータ)
- エンジニアによる簡易的なバランス調整済みモニターミックス
これらのデータは、後のミキシング工程で自由にエディット可能な状態で提供されるため、外部のエンジニアに依頼する場合でもスムーズに連携いただけます。
納期とスケジュール
録音データの一次納品は、原則としてセッション終了後から3営業日以内に行います。データの整理とバックアップ確認を経て、安全な方法で送付いたします。
急ぎの案件については、事前のご相談により調整可能です。ただし、データの整合性確認のため、最低限の処理時間はいただいております。詳細なスケジュールについては、お問い合わせフォームよりご相談ください。
サービスに含まれない内容
本サービスは「録音(トラッキング)」に特化したプランです。そのため、以下の内容は標準料金に含まれておりません。
- 詳細なピッチ補正やタイミング編集(エディット作業)
- 本格的なミキシングおよびマスタリング(別途 ミキシング・マスタリング プランをご参照ください)
- 楽器のレンタル(一部基本機材を除く)
- 楽曲制作におけるアレンジや作曲の指導
料金の計算と消費税について
当スタジオの料金体系は、透明性を確保するため、税抜き価格と消費税(10%)を明確に分けて表示しています。提示されている「標準レート」は、スタジオ利用料とエンジニアの技術料を含んだ金額です。
B2B(法人・個人事業主)のお客様で請求書払いをご希望の場合は、お支払い期限を14日以内に設定しております。また、予約確定時に総額の30%をデポジットとして申し受けます。詳細な規定については 利用規約 をご確認ください。
サービス内容詳細
- プロ仕様のライブルームでのアンサンブル録音
- ハイエンドなチューブマイクロフォンによる高精細な集音
- 最大6名までの同時演奏に対応した空間配置
- エンジニアによるマイクポジショニングの最適化
- マルチトラック形式でのデータ書き出し
- ニアフィールドモニターによる正確な音色確認
- 音響処理済み空間による低ノイズ環境の提供
料金プラン
| プラン | 単位 | 料金 (税込) | 料金 (税別) |
|---|---|---|---|
| 標準レート | 1時間 | €85 | €77.27 |
| 1日プラン(8時間) | 1日 | €550 | €500 |
※料金はユーロ表記となっております。決済時のレートは当日の規定に従います。
よくある質問
ドラムの録音は可能ですか?
はい、可能です。ライブルームに十分なスペースがあり、ドラム専用のマイクセットを完備しています。キック、スネア、オーバーヘッドなど、楽曲のジャンルに合わせた最適なマイク構成を提案いたします。
自分たちで録音したデータを持ち込んで、追加録音だけできますか?
可能です。持ち込みデータの形式(サンプルレートやビット深度)を事前にお知らせください。既存のトラックと整合性を保ちながら、必要なパートのみを高品質にオーバーダビングいたします。
録音後のデータ編集(ピッチ修正など)はお願いできますか?
本プランには含まれておりませんが、オプションとして対応可能です。編集量によって別途費用が発生いたしますので、録音時にエンジニアへご相談ください。
予約のキャンセルは何日前まで可能ですか?
原則として、セッション日の3日前までであれば無料でキャンセルが可能です。それ以降のキャンセルについては、規定のキャンセル料が発生いたします。詳細は利用規約をご確認ください。
関連ガイド
効率的なセッションを行い、予算内で最高のクオリティを実現するためのヒントをまとめています。 セッション予算の立て方 をぜひご一読ください。
また、他の録音オプションについては サービス一覧 からご確認いただけます。